top of page
執筆者の写真Japanese Cultural Program

1周年記念によせて

更新日:2018年6月22日


毎回、会場をお借りしている寺院様にお迎えし、「折形」を御指南頂いている荒木隆弘先生のご紹介です。


荒木先生は大阪にお住まいで、サロンがある都度、電車に乗り継いで京都までお越し頂いてます。

荒木蓬莱堂の5代目、神戸大学経営学部を卒業、大手デパートに勤務された後、蓬莱堂として明治初年より150年続く家業に入られました。




事務局の1人K自身も小学生の頃より、先代の荒木真喜雄様に、またKの祖母は…先々代の荒木永二郎様に手習いしており、荒木家からお譲り頂いた古い折形の型紙が今も残ってあります。そう思うと3代続けて教えて頂いているんですよね(笑)



教室が始まったのも、、、とても日本人らしいこの文化が、今のままでは何れ、美術館や博物館に展示され、型紙だけを眺め「珍しいね、、昔は何に使ってたの?」なんて、観賞物になってしまわないように。。また後世に残すべく、現代の生活にも取り入れ、少しでも後世にバトンリレーしたい。との声がありスタートしました。そんなこんなで、次回7月の開催で1周年記念です。



~これまでの軌跡~


(ファーストステージ)

平成28年夏…今は事務局となる数名で、リオデジャネイロオリンピックに出場の、ある競技チームに、演技テーマをイメージしたデザイン折形を贈呈し、めでたくメダル奪還する。

それもきっかけの1つとなり、数名で引き続き習い続けていく案が出される



(セカンドステージ)



第1回開催・平成29年7月1日…山県有朋ゆかりの茶室にて結成記念茶会開催、参加者より定期的に年に春秋2回開催案が出される。








第2回開催・平成29年10月15日…京都の名刹寺院様のご好意により、本部事務局を設置させて頂いたことで、定期的開催が可能となる。初回となり折形を入れた献茶、献花式を行いました。









第3回開催・平成29年12月2日…住職様と荒木講師のトークショー、また年末年始の贈答品包み、正月飾りをテーマにした内容を教えて頂きました。







第4回開催・平成30年3月3日…寺院内の茶室にて、伽羅、沈香、白檀の聞香体験、禅宗式の天目茶会。また聞香より香物包み、華包みを教えて頂きました。

左図:香包み

下図:華包み





(イベント①)文化庁と京都府が2020東京オリンピックに向けた、日本文化プログラム認定事業として、折形展示会を3日間開催、250名を越える方々にお越しいただき大盛況となりました。









(イベント②)4月にオランダより海外研究者が来日、茶室で折形にて茶道具を包み、一風変わった茶会開催。荒木様と研究者のアカデミック会談、海外の専門資料にも荒木蓬莱堂が紹介されている事をこの日、初めて事務局は知りました。







第5回開催・5月20日…夏が近いのもあり、贈答品にお洒落なワイン、日本酒の瓶を古典的な折形で包んでみよう。となり、見事再現して頂き、皆さんで習いました。


で、思えば色々ありましたが、皆さんのおかげで、次回は見事に1周年記念となり、当事務局長が、感謝を込めて煎茶手前をし、おもてなしします!お楽しみに!





閲覧数:110回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page