【京都・節分編】
京都の定番「四方参り」。先ず鬼門・吉田神社〜八坂神社〜裏鬼門・壬生寺〜北野天満宮・福部社に鬼封込め。現代社会に、着ぐるみ「鬼」でも違和感ないのが、京都の個性です。また寺社は木造建築のため溶込んでます。
これが近代的オフィス街や、ガラス張りのビルディング。デパートに、出没したら…コスプレか?ハロウィーン?もしくは、危ない人扱いで即座、取り押さえです!!
●●●江戸時代までの観光は、伊勢詣、金比羅詣、熊野詣、京都観光等が主な娯楽で、京都は街の構成が寺社を中心に、参詣人が集う門前町や茶屋街から発達し、また宿場町として東海道の玄関口・三条大橋や、七つ口(粟田口・東寺口・丹波口・鳥羽口・鞍馬口・大原口・荒神口)があった事も、よく解ります!
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事務局の浅く狭い認識を前提に、日本と海外の街の成り立ちが、多少違う様に感じます。【オリンピック】というイベントを前に、観光客増加を仮定し、イタズラに国際基準とか、『海外では〜』とロールモデルを国外におき、また追い掛け当て嵌め過ぎず、参考にしつつも、そこに暮らし生活する人の環境も大切に、日本の独自の指標や。『東京では〜』でなく、各地が50年、100年先々のビジョンを考え、オリジナリティな都市構成で、保全面から維持、形成され続けると良いですね!
●以前に、ヨーロッパで暮らし感じたのが、街並みの生かし方や保存が上手いことでした。また計画的に「公園」があり、人の集うコミュニティ空間があることでした。日本は恐らく寺社に、昔から一定の広さがあり、その役割が違和感なく溶け込んでたのか?と考えています。
●●勿体ないのが…。「観光都市・京都」ですら、景観的に伝統的な家屋が続く中、割り込んだ様に、作り易さからか?コンクリート打ちっぱなしの近代建築が立ってたり。また子ども連れて家族で歩ける場所に、ネオンが目立つお店が急に登場しUターン。一定の建設規制も必要な気がします。上手く各地方が、それぞれが地域独自の都市機能を考えながら、保全や改修し次の世代に残さないと…京都すら何れ西洋化された、コンクリート建築だらけ?になっちゃいます。
●●●問題なのが…。日本建築に必要な木材は輸入材、外樹でなく、日本の厳しい四季で育った樹木でないと、長くは持たないようです。日本家屋維持にも、材となる林業が厳しい時代、本当の保全活動は、何か1つだけを買いつまんでは難しく、連鎖的な課題や本質の問題ですね。正に身体と一緒でバランスです。
※写真は東海道の正面玄関。京都三条大橋の玉珠(池田屋事件の刀傷)その頃の京都はどんなでしたでしょうね??
あれ?私たち…。ブラ・タ〇リ…?
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