祝1周年サロンまで5日となりました。改めて今の折形の原流について記事をあげてみました。
婚約時にある「結納」も折形の1つです。元は京都に朝廷があった頃に繋がり、貴族も写真の様に、慶事や祝事には、多くの品物を設えていたのかも?知れませんね?
これまで出てきた和紙や水引、、はて?なぜ必要?と、思いませんか??(笑)
人様に何かを差し上げる時、デパートや老舗商店などで求めれば、お洒落な包装紙で体裁よく包まれ、時には内熨斗?外熨斗?と訊ねてくださる所が大半です。
しかし、これは高度成長期のデパート神話(確かな物を販売している)から、来ている?と事です。
今でも、限られた環境や、古い習慣の続く家庭、また特定に品物を贈る時などは、木箱を誂え、最初に包装紙は全て外し、自ら心を込めて白い和紙を掛け、水引を結わい白絹に持参、または送ります。昔は、それらを商いにする「城殿キドノ」と言われる専門職すらありました(@゚▽゚@)。
店頭の包装紙は、道中に品物が汚れように包む、仮のもの(風呂敷的な意味合い)で、デカデカと商店名が印字されているのは、お店やブランドの宣伝みたくで、相応しくないと、認識されてきた時代があったようです。今にある「包装紙がものを言う。」と言われる前の話の事です。
昔の貴族社会では、それを唐櫃に納めて持参し、手渡す時に、唐櫃の蓋をひっくり返し、そこに品を乗せ、お袱紗をかけ渡したのが…今でいう「お広蓋ヒロブタ」です(笑)繋がりますね〜(^_^;)
しかし現代において、、包装紙を外し、自ら和紙で包み持参すれば、せっかく選んだ物でも、、大半は頂きものが…横に流れてきた!?との、印象になりませんか??(笑)
時と場合により、その意識が通じる、通じない場所を使い分けること、またこんな歴史を聞くと、せめて内熨斗で。なんて一言、添えたくもなりますね(笑)
結納にあるものを。と徒然に書いては居ますが、、、果たして今さら??と、気になるこの頃。。事務局でした。(写真はある時代の結納風景を表したもの)
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