弓に張る「弦(つる)」を包むもので、弓矢の中核であり、最も大切な役割を果たします。
弦包は肌身放さず懐中し、誰にも触れさせぬほど大切に、扱ったそうです。
また弓を空に向け、力強く張った弦を、指で弾く音は、天をも鎮める。と信じられ、赤ちゃんが生まれると、弦を鳴らす習慣が残る家もあります。
非常に襞の多い折方になります。
本来は、厚手の和紙に、漆や柿渋を塗ったものや、檀紙などで、包む事が多かったようです。
しかし弓道をされてる方ばかりではありません(笑)何か他の使い途など、アイディアがあれば、ご自由に応用してください!
折襞が多く、裏面も手が込んで見えます(笑)自分の名刺やメッセージガードを包んだりしても、お洒落かもですよ?
*まだまだ邪気を祓う「弓道」シリーズは、続きます(笑)
(不定期マイペース投稿になりますが、お許しください)
<事務局投稿>
~久保事務局長の詠む・自作オリジナル短歌シリーズ~
「高天山、鳴り響きたる弦の音、降り臨つ孫子、地をおさめたる」
Comentários