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執筆者の写真Japanese Cultural Program

動画シリーズ③

更新日:2020年10月13日


先日、大学への道を思い出すために試験登校?しました。

感染症対策をばっちりしていきましたが、あまりの暑さに歩行者がいない時はマスクを外し、人とすれ違う時だけマスクをつけました。


前方から歩行者が見えた時に、私は、さっと、マスクを着けました。

しかし、ふとこの時に、

①他人に感染させないようにマスクを着けた、

②自分が感染しないようにマスクをつけた、

相手はどのように感じたのかと気になりました。


片方はやさしさや配慮、もう片方は感染者として扱うもので

物事の捉え方ひとつで印象ががらりと変わると感じます。

真意はともあれ、一つの物事に対しても幾通りもの解釈が存在します。


日本文化、折形を考えた時に、

展示会やお茶席など様々な趣向が凝らされていて、こうかもしれない、ああかもしれないと考えます。


日本人の場合は、受け手側が察することでコミュニケーションが成り立ちますが、欧米人の場合、伝えて側がはっきりと伝えなければなりません。

(日本人という近しい文化背景を持った者同士だからこそ成り立っていたのかもしれませんが。)


幾多もの解釈は心の豊かさなのかもしれませんし、日本人の賢さの源泉だったのかもしれません。(政治においても幾多もの解釈、研究においても幾多もの考察...)

折形にも、そんな日本文化のエッセンスが詰まっているとそう感じます。


贈り手は、相手のことを想い、受け手は相手の心遣いを汲み取る。

そんな豊かな心が日本にはあるのだと、このような日常だからこそ感じました。



企画/制作 RAGI-HOUSE

撮影 KUBO



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