本日、オーリィサロン第9回、設立2周年の記念サロンが開講されました。会の最初に記念会として、今年の二条城茶会でも席を持たれ初期メンバーによる冷水点前が披露されました。洗練された流れるような所作に、一同が奥行きある空間と時間に、心が豊かになりました。いつも美味しいお茶を煎じて頂きありがとうございました。
荒木講師からは、古からの色会わせの美しい、数々を記念会にご持参頂き、最初にそちらにチャレンジすることになり、参加者の方々も戸惑いながらも、日本らしい設えに今一度、振り返った時間になったものなりましたら嬉しいです。
また第2部は前回の続きの内容と、また新たな項目にチャレンジしました。現実的には、お歯黒筆包、羽箒包など身近にないものですが、それに改めて触れあう事で、日本人が平安時代から、他人に何かを差し上げる際、あれこれ工夫しながら、中に包まれた品物が一番輝きを増し、引き立たせる様に行ってきた習慣は、今に続く「おもてなし」に通じるものがあるように思います。
最後の荒木講師のお話から、様々な事に言える事として、現代社会に、古い習慣をそのまま取り入れ、共存していくのは難しいことでも、上手く変化を楽しみ取り入れ応用する、枝葉を拡げるには、基本が非常に大切になること。基本があれば変化にも柔軟に対応でき、また生かしていけるなど、なるほどな、、、と我を振り返った1号でした。
日本文化プログラム三周年を迎えて
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